オープンキッチンとクローズキッチン、どっちがいいの?②

不動産

こんにちは、ふじやです。

前回に引き続き、オープンキッチンクローズキッチンについて。

今回は、実際にオープン、クローズ、半クローズのスタイルを使ってきた感想と、オープンキッチンの種類についてお伝えします!

実際に使ってみた感想

前回お伝えした通り、お客様のご希望は、ほとんどがオープンキッチンでした。
私も以前は「絶対オープン派」でした。やはり開放感があるのが魅力的!

しかし、ずっと使っていると案外、クローズもいいな、と思うように。

理由は、使っていくうちにどうしてもキッチン廻りが雑多になっていくからです。
調理器具や調味料などを全て収納内に入れてしまえばスッキリするのですが、毎日使うもの、頻繁に使うものは出しておいた方が効率がいい。

オープンキッチンだと、スッキリ VS 使いやすさ の葛藤が結構ありました。

今は半クローズの間取りなので、頻繁に使う調味料(塩、こしょうなど最低限)はコンロの横に、毎日使うフライパンはコンロの奥に立てていますが気になりません。

私は今の生活スタイルでは、半クローズ、気に入っています。

クローズキッチンの空調問題

クローズキッチンを使っていた時はもう一点気づきがありました。

メリット・デメリットにも記載したのですが、空調の問題!

独立しているので、
・真夏や真冬は別の空調機器を設置する
・料理中はリビングダイニングのドアを開けっ放しにする
のいずれかにしないと、結構きついです!

私は別の空調機器を設置していなかったので、リビングダイニングのドアを開けっ放しにしていました。クローズの意味。笑
ただ、別の空調機器を設置すれば、夏に料理をしてもリビングダイニングの温度が上がらなのは大きなメリットですね!

オープンキッチンの種類

オープンキッチンは、様々な種類があります。その例をご紹介します。

■壁付けキッチン

対面ではない形式で、壁に向かっているキッチンです。

昭和、平成初期のイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、最近マンションリノベーションでおしゃれな物件や、都心の狭小物件等でよく見かけます!

壁付けのメリットは、ダイニングキッチンのスペースを広く取れることや、お料理に集中できる環境。
キッチンがダイニング側から丸見えになってしまいますが、間にカウンター収納を設けているプランもよく見かけます。

また、キッチン正面の壁に窓を設けて外の景色を眺めながら開放的にお料理をしたい、という理由で、あえて壁付けを選択するお客様もいらっしゃいました。
これからまた流行るのでは?と思っていたりします。

■壁付け対面キッチン

コンロの横と前が壁になっているスタイル。
オープンキッチンの中では、私はこれがおすすめです。

最大の理由は、開放感&油跳ね防止

対面なので開放感がありつつ、コンロ廻りに壁があるので遠くまで油が跳ねるのを防いでくれます。
油って、想像以上に遠くまで跳ねるんですよね。
壁にキッチンパネル(ツルツルとした素材のパネル)を貼っておけば、掃除がしやすく、床や家具が傷みにくいので必須ですね!

■ペニンシュラキッチン

ペニンシュラ=半島の意味。その名の通り、コンロの横のみ壁にくっついており、あとはオープンになっているスタイルです。

前方は全てオープンなので、壁付け対面キッチンより更に開放感があり、見た目もかっこいいので人気があります。
ただし、コンロ前まで全部丸見えなので、日頃から綺麗さを保つ必要があります。

■アイランドキッチン

アイランド=島の意味。その名の通り、壁にくっついていない、完全に独立(島)の状態のスタイルです。
最も開放感があります。

キッチンの廻りをぐるぐると回遊することができるので、動線がスムーズで使いやすいです。
しかしその分スペースに余裕がないと実現できません。

モデルルームでよく見られるので、憧れますよね!
しかしペニンシュラキッチンよりも更に丸見え状態なので、綺麗さを保つのが結構大変かと思います。

ペニンシュラキッチン、アイランドキッチンはコンロ前に透明、半透明のパネルがつくことが多いですが、あまり高さがないので、レンジフードまで高さのあるパーテーション(オイルガード)にすることをおすすめします。(大抵オプション仕様)

ちなみにコストは一般的に、壁付け ≦ 壁付け対面 < ペニンシュラ < アイランド です。

以上、オープンキッチンとクローズキッチンの特徴やメリットデメリットについてでした。
家族構成生活スタイルによって、自分に合うスタイルを見つける参考にしていただけると幸いです!

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