オープンキッチンとクローズキッチン、どっちがいいの?①

不動産

こんにちは、ふじやです。

今回はキッチンのお話!
オープンキッチンクローズキッチンのメリット、デメリットについて。

私はこれまでオープンキッチン、クローズキッチン、半クローズキッチンの家に住んだことがあります。
実際に使っていた経験と、お客様のご意見を聞いてきた経験を踏まえてお話します!

オープンキッチン、クローズキッチンとは?

オープンキッチンとは、ダイニングやリビングと同じ空間にキッチンがある状態を差します。
現在の新築住宅では、こちらの計画が多いです。

一方クローズキッチンとは、キッチンが独立しており、ダイニングやリビングと別の空間になっている状態のことです。
以前は「台所」として独立した部屋であるこちらが一般的でした。

また、ここでは半クローズキッチン(という表現は一般的ではないのかもしれませんが)についても触れていきたいと思います。
三方向が壁に囲われており、建具では仕切られていない状態のことを、私は半クローズキッチンと呼んでいます。

オープンキッチンのメリット、デメリット

■メリット

・家族とのコミュニケーションがとりやすい

・TVや子どもの様子を見ながら料理ができる

開放感がある。LDKとして広く見せられる

・ダイニングと近いので、配膳しやすい

・空調機器がひとつで済む (→次回詳しくご説明します。)

■デメリット

・リビングダイニングから見えやすい(綺麗に保つ必要がある)

・料理の匂いがLDK全体に広がる

・子どもやペットが近づきやすいので、火や包丁などに注意する必要がある

・夏に火を使って料理をするとLDK全体の室温が上がってしまう

クローズキッチンのメリット、デメリットは上記の逆なので、家族とのコミュニケーションはやや取りにくいけれど、ドアを締めてしまえば子どもやペットは入りにくいので、危険性は下がりますね。

現在人気なのはオープンキッチン

注文住宅の設計をしていた時は、やはりお客様のご希望の大半はオープンキッチンでした。

小さなお子様がいるご家族も多かったので、家族とのコミュニケーションがとりやすい点が魅力的というご意見が多かったと思います。
住宅展示場、モデルルームでも対面キッチンのところが非常に多いので、その開放感を体感したという点も大きいのではないでしょうか。

しかし、私は実際に使っていくうちに、案外クローズキッチンもいいな!と思うようになりました。
その理由や、オープンキッチンの種類などについては、次回じっくりお伝えします!

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