こんにちは、ふじやです。
今回は、意外と難しい、同じ家具を同じ高さで描く方法!
ダイニングの椅子など、複数個並んでいる家具を描くとき、高さがバラバラになったりしませんか?
ふじやオリジナル「スライド法」で簡単に描けます!
(多分他で見たことないので、オリジナルってことで笑)
椅子3脚の描き方
等間隔の場合
等間隔の場合は簡単です。
椅子を描きたい場所の床に四角形を描く。
立ち上げて箱(直方体)をつくる。
形を整える。
完成!
等間隔でない場合
椅子を描きたい場所の床に四角形を描く。
ここから縦横いろいろスライドしていきます!!!
(【右VP】は右の消失点に向かう線、という意味)
まず、壁と床の間の一本の線を基準として決めます。(黄色)
ひとつ、立ち上げて箱をつくり、黄色い線に向かって床の四角形の一辺を延長する。(青)【右VP】
黄色い線にぶつかったところで、垂直に線を引く。(緑)
箱の上の四角形からも一辺を延長する。(オレンジ)【右VP】
オレンジと緑の線のぶつかったところから、壁に沿って線を引く。(紫)【左VP】
ちなみに、これが箱をそのまま壁に投影したときの同じ高さのラインとなっています。
こんなイメージ↓
同様に、他の床の四角形から青線を伸ばし、緑線を立ち上げる。【右VP】
そして紫線とぶつかったところから、四角形から立ち上げた線とぶつかるところまでオレンジ線を引く。【右VP】
形を整える。
完成!
これ、何をしていたかというと…
全ての箱の上面をこの紫の面上につくった!ということです。
紫の面は全て同じ高さ。壁の紫線や空中のオレンジ線がこの面上を通っている線ということです。
複雑な形の場合
実際の多くの椅子は、丸かったりカーブしていたり、もっと複雑なかたちですよね。
その際も、まずは箱をつくることをおすすめします!
箱を組み合わせれば、高さや形を整えやすいです。
あとは先程の繰り返しです。
まとめ
・家具を描くときはまず箱(直方体や立方体)をつくる
・箱から線を壁など基準の線に向かってスライドさせて、同じ高さの面をつくる
以上、同じ家具を同じ高さで描く簡単な描き方「スライド法」でした!
ぜひ試してみてください!
コメント