こんにちは、ふじやです。
手描きパースの簡単な描き方について発信しています。
今回は、棚の描き方!
一点透視のパースの描き方、二点透視のパースの描き方についてお伝えしたので、今回は具体的なモノを描いていきたいと思います。
なぜ棚にしたのかというと…
消失点を意識して描く練習にぴったりだからです!!!
パントリーの可動棚等、5枚くらいあったりすると、ちょっとめんどくさそう…と思いませんか?
でも、パースを理解できているとスラスラと描けて、完成するとプチ達成感があって楽しいですよ!
逆に、複雑には見えないけれど、パースの理解ができていないと違和感だらけになってしまいます。
簡単!楽しい! になるのか 変!下手! になるのか、差がつくのが棚です。
描き方手順:一点透視の場合
まず、一点透視からいきましょう。
完成イメージはこちら
①真ん中あたりに消失点をとり、壁・床・天井を描きます。
②壁に等間隔に線を引きます。
続けてその少し下に線を引きます。(棚の厚み)
③棚の奥行きを定めます。
(まずは床に補助線を描く)
そのまま棚の角の部分を立ち上げる補助線を描きます。
④消失点と横線の両端を通る線を引きます。
⑤その線と縦の補助線の交わる点を繋ぎます。
同じように他の4枚も描き、整えたら、完成!
描き方手順:二点透視の場合
次に、二点透視の場合です。
完成イメージはこちら
①左右に消失点をとり、壁・床・天井を描きます。
最初の縦線に等間隔に印をつけておきます。
②棚の幅と奥行きを決める補助線を引きます。
③左右の消失点から印を通るように線を引きます。
その少し下にも印をつけ、消失点から線を引きます。(棚の厚み)
④消失点から、この線と縦の補助線の交わる点に向かって線を引きます。
整えたら、完成!
棚の描き方のポイント
・補助線を引く!
床に張り付いている棚を描いて、幅と奥行きを定める
・消失点より下の棚は上の面が見えて、上の棚は下の面が見える
一点透視と二点透視の考え方がわかっていれば、簡単にたくさんの棚が描けちゃいます!
ぜひ試してみてください!
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